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◎日向子のかってな感想文◎


by bija27

魔法の杖

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聞きたいことは何ですか?

深呼吸をしてページを開いてください。

そこにあなたへの答えがあります。


・・・・・・という本です。


ずい分前に購入した本です。

今日たまたま本棚から見つけて引っ張りだしました!


即、やってみました。


★ これから先沢山の楽しいことがやってきますか?

☆ それは避けられないといっています



 ヤッホー 


                                           日向子
# by bija27 | 2010-09-04 14:53

小さいおうち

今日は、「小さいおうち」 について。

この小説は現代から昭和初期の時代を回想するように描かれているので、 
戦争前後の時代と現代とを同時に感じることができ、
その時代に人々がどちらに向いていたのか、その時代と現代との違いなどを見比べること
ができる。



女中奉公で東京にやってきたタキと時子奥様との間の目に見えない信頼の綱。

その綱はけして短くも長くもならない。。。女中と奥様

この距離は戦争が終わっても、縮まることはなかった。


しかし、現代

タキがこの物語を書くことで、綱は縮まった気がします。

タキが守ろうとしていたことは・・・・

そしてタキがずっと胸に収めなくてはならなかったことは・・・

タキにとって、赤い屋根の小さいおうちは自分の人生の夢 そのものだった。

だから・・・タキはそれを守った。

しかし、守るには、どうしても奥様にあかせないタキの秘密があったのだ。
タキは「小さいおうち」を守りぬくためにその秘密を生涯あかさなかったのだ。
誰でも、大きな秘密を持つこては苦しい、後ろめたい。
だから、人生のくぎりに、タキはこの物語を書いたのです。





私はここで 戦争 というものは真綿で首をしめるようにジワジワと物質的にも心情的にも貧困に
してしまうものだとつくづく感じた。


今では、死語となってしまった 「女中」
私はこの本を読んで、この女中という言葉が好きになりました。

誰かのために尽くす。お使えする・・・今では無くなってしまった職業ですよね。



この小説はモノクロの部分とカラーの部分がはっきりしていて時代の中の人の心情がよくかかれていました。

みなさんも読めばわかると思いますが、この小説は現代をモノクロ、昭和時期をカラー と感じさせる
小説でしたよ。


人間の質はどこから変わってしまったのだろうか・・・・いや、本質はかわっていないのかもしれませんね。



最後までよまなくては、何をかりたいのかわからない小説なので、最後まで飽きさせませんでした。




                                 日向子
# by bija27 | 2010-08-26 15:02

芥川賞と直木賞

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読みました!!

芥川賞の「乙女の密告」 と 直木賞の「小さいおうち」

私はあまり芥川賞は読みません。
どうしてかしら?・・・昔読んで難しいと思ってしまったから。

どうして今回、読んでみたかといいますと・・・
「乙女の密告」の出だしがオモシロそうだったから。
(小説の出だしって大切なんですね)

乙女はじっとうつむいている。静かな教室のあちこちからページ
をめくる音が響く。
  こんな出だし。

この物語は『アンネの日記』をもう一度読んでみようかな、とおもわせます。
バッハマン教授の『アンネの日記』に対するこだわり。

バッハマン教授が言う。バッハマン教授はアンネ・フランクに対しての格別の
思いを持っている。アンネをロマンチックに語ることを決して許さない。特に
日本の乙女達はアンネ・フランクに強い少女幻想を抱いているとバッハマン教授
は考えている。バッハマン教授は乙女達にいつも言う。
「乙女のみなさん、アンネ・フランクをちゃんと思い出してください!」


乙女達は何を思い出したらいいのかわかりません。すべては生まれる前の出来事で、
それも異国の話しで、日本でもっとも話題薄の宗教にかかわる話です。
いったい何を思い出せばいいのか・・・

私はこのバッハマン教授が好きです。
どこが?と申しますと・・・

★学生を「乙女のみなさ~ん」と呼ぶところ。
★バッハマン教授がアンゲリカ人形をこよなく愛しているところ。
★彼がエキセントリックな教授であること。
・・・こんなところが好き。

こんな破天荒な教授のドイツ語のレッスンに必死についていく学生。
いくら単位のためとはいえ、真剣に勉強に打ち込む学生・・・これが
乙女達なのですね。


バッハマン教授は、「アンネの日記」に書かれている文章を読むのではなく。
「アンネの日記」に書かれている心情を読むように・・・と乙女達に教えているのです。

と、言うことで私ももう一度アンネの日記を読んでみようかと。
バッハマン教授と同じように読んでみたら・・・今までと違ったアンネの日記を
読めるのではないでしょうか。



『小さいおうち』については次回書きますね。

                        日向子
# by bija27 | 2010-08-25 16:44

引き寄せてください。

引き寄せてください。_d0160144_16121960.jpg



↑   ↑   ↑

この頃 このての本を読みまくりしていまして・・・

『引き寄せの法則』って?

  なに?

  どういうこと?


どんなに読んでも、「う~~ん、なんとなく解る・・・ような」

でもこの 『引き寄せの法則』 気になって
仕方がありません。

本屋さんへ行ってみると、このような本は山ほどあって、いったいどれを読んだらいいのやら・・・

まず私が手にしたのは、左下の青い表紙の「宇宙に上手にお願いする」 という本です。

んんん・・・ちょっと解りにくい ← いや、これは私が未熟のせいなのです。

このままこの本を読み続けたら、この本ともども「引き寄せの法則」までも投げ出してしまいそう。

と、いうことで、1度この本から離れることにしました。

そして、次に購入した本は、そのままの題名「引き寄せの法則」何故それにしたのか?というますと 簡単な理由!

白い表紙でキラキラしたところが虹色できれいだったからです。

これはなかなか、私の頭の中にスラスラと入ってきました。

が、しかし読み終わった時の感想は・・・この本何回か読まないと頭の中で整理ができません。という
私の結論。

でも、なんとなくですがオブラートの向こう側が見えてきたような気がしました。

んん・・・まだ 物足りません。

私はこんな時自分の感情に素直~になります。(← いつでも素直です、ハイ)

又本屋さんに直行!!

バ~ン と目に止まったのが「ザ・シークレット to TEEN」 青い本ね

これだ! と直感した私は、その本を持っていそいそと家へ・・・

その本を読み始めた私は、「ほー、ふむふむ」  解りやすいではないか。

でも、読みすすめるとともに解ったことなのですが、この青い本は to TEEN
そう、10代の人のために書かれているようなのです。

ああ、だから 私にも解りやすかったんだわ037.gif

スルスル スルスル 私は読めて、なんとなく理解し始め・・・いい所で終わった。

それなら!  と 一般向け?の「ザ・シークレット」へ← 右上の赤い方ね。

これは、今読んでいるところですが、青い本でウォーミングアップしていますので

理解することに困難はありません。

ここでの『理解』 とは 『宇宙の法則があると気づくこと』 です。

ただ信じろ! と言われても なかなかそうはいきません。

自分の頭の中でゆっくりと文を咀嚼して、自分流に組み立てなければなりません。

文を読んで・・・うん、なるほど~

時には、自分で実感しながら。

私には、そんな時いろんなことがやってきます。

私は『宇宙が私達に与えるなにか』は絶対に存在していると、昔から思っていました。

だから、その引き寄せ方をどうしても

理解したかったのです。

それを強く思っていたので、私にそれを確実なものだと知らせるために

いろんな事で、いろんな形で、いろんな所から やってきました。


実はね、『引き寄せの法則』についての本は、この4冊のほかにまだまだいろんなものを読んだのですよ003.gif

写真に載せた本たちは、その法則に私が近づけたであろうと思った4冊です。

本ってステキね。

これらはの本は、(たぶん)教えてくれていることは同じなの。

ただ、自分がその文(言い回しで)で理解できるかできないか、感じるか感じないかの違いだけ。

ぜひ、皆さんにも 引き寄せの法則 をしってもらいたいわ。

本屋さんへ行けば、その類の本がたくさん置いてあります。

どうか手にとって、自分にあった本を引き寄せてくださいね。

                                           日向子
# by bija27 | 2010-08-14 17:59

告白

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「告白」・・・読むのは2回め。

映画をみたくて、もう一度 内容 をおさらいです。


私はこの本が騒がれている時・・・絶対に読んであげない! ← 何様??

と思っていました。

私は作家をめざす身。

こんなに騒がれることに相当な嫉妬があったようです。

でも、私の視野に何度も何度も「告白」の言葉が入り

あれ?そんなに騒ぐのならば読んであげようじゃないのと、とうとう本屋に行って「告白」を手に

したのです。

そしたら、なんと!!

スゴイではないの。

みたことのない、イヤ読んだことのない文体

物語の進み方・・・・やるな~、ウマイ!

まぁ、日向子にそんなこといわれてもなにもなりませんが、

おもしろかった。

騒がれるのわかるよ~

やっぱり作家は実力だね。 腕よ腕

私の腕は・・・肉眼だと人に負けないくらい立派なのに

でも私はこの物語は『本』だから ゾッゾッ とさせることができたと思っているわけ。

だからこれが映像になったらどうなるのかな、なんて意地悪な想いがある。

だから、ぜひ映画をみてみたい。

過去に本はバツグンなのに、映像になったらガッカリなんてものに何回かぶちあたっています。

ですから、私は違ったいみで映画を楽しみに、その日がくるのをゾクゾクしながら待っているのです。

           


                                            日向子
# by bija27 | 2010-06-15 12:31