◎日向子のかってな感想文◎


by bija27
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この本も書棚で眠っていたもの。

先に読んだ友達が「あまり オモシロくなかった」と言ったので

購入したものの読む気をなくしそのまま本棚へ・・・・数年前のはなしです。

そして今回この「アフターダーク」を引っ張り出してよんでみました。


うう~~ん、   村上春樹ワールドですねぇ。

彼の書く物語には、やたらとそのシーンの背景に流れる音楽(曲名や作者)の名前がでてくる。

それも、一般になじみのないものが多い。

「1Q84」に出てくる『ヤナーチェク:シンフォニエッタ』などは1Q84が話題に上るまで知らなかった

人の方が多いと思う。

それなのに、クラシックなどに今までに耳を傾けたことなどなかったひとたちまでが

このヤナーチェク:シンフォニエッタを一斉に聴きだした・・・イヤ・・・聞きだした。

CD店では売り切れ続出!!

かくゆう、私も購入した一人である。   (そういえば、あのCDどこいったかしら?)

「ねじまき鳥クロニクル」にもやたらと音楽名のシーンが出てきた(Jazzが多かったとおもう)


今回の「アフターダーク」も他の小説と同じく曲名、作者名が出てくる。

今回はやたらと鼻についた。どうしてだろう?

はいはい、わかりました。

たくさ~~~~んご存知なのはわかりましたよ。 などと捻くれてしまう。

それはきっと、その中に出てくる曲を知らず、その時の背景を思い浮かべることができない

自分にイライラしたのかもしれない。

まったくといって、どの場面も思い描くことができなかtった。。。。残念だ。



内容も。。。いつもと同じ村上ワールドを楽しむことができなかった。

読み終わって。。。なにがなんだか頭の中でストーリーを組み立てることができませんでした。

まぁ、それが村上春樹らしい、と言ってしまえばそれまでですね。


ああ、私は友達から読む前に「どうだった?」と聴くべきではないのです。

この本がつまらなかったのは、そこに敗因があったのかもしれない。


                     日向子
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# by bija27 | 2011-07-09 15:17
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僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな。

僕の死をきっかけに、悩める大人たちの旅が始まる・・・

村山由佳の作品は 『天使の卵』 からのファンである。

女らしさが見え隠れする文章がとても好きで、物語自体も女が好むストーリが多い。

しかし

『ダブル・ファンタジー』 頃から人肌剥けた作品を書いてている。
いわゆる女と男のサガ、欲望、喪失 を女の視線からダイレクトに
包み隠さず書かれていて、女である以上誰しもが「そうそう、その通り!と赤面するところが多々ある。


『ダブル・ファンタジー』 が男女間の 微妙なずれと確信が書かれているとするならば

『遥かなる水の音』 は男女間を越える人間が持つ微妙なずれ、自分の感覚を超えた
もう一つの思考と出会うたび・・・そこには男女を超え、年齢を超え、人種を超えた「ひと」との
繋がり、蜘蛛の糸のような細いものだけれど、それは確かにあった。


生まれかわったら何になりたい?

その正しい答えと共にサハラ砂漠へと導かれるそれぞれの人たち

さまざまな思いを抱え

そこで、さまざまなな悩みを開放し

そしてさまざまな「生」へと旅立つ

そこは、人生の中の一つの物語の終わりであり

また一つの始まりの場所となる。




この作品も私の心の中に刻まれた作品の一つです。

何回も読んでみたい作品は(私にとって)そうありません。

しかしこれは何回も何回も読んでみたい作品です。

なんだか自分がリセットできるような

波が押し寄せては引くような静かな流れを感じます。

あ、あ、あっ!!!!

ビックリ!

題が  遥かなる水の音 ですね。

あなたもこの本を読んで、自分の中の水の音を聴いてみてください。

                                          日向子
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# by bija27 | 2011-06-26 13:48

恋  小池真理子

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第114回 直木賞受賞作 ですね。

私はこの本をつい最近読みました。

この頃の直木賞の小説は必ず読むようにしているので

(私は「蛇にピアス」ぐらいから直木賞の経路が少々変わったなー、と
生意気にもおもっている人間です)

ここにきて前の直木賞作品の「恋」を読んで

かなりの衝撃を受けました。

小説家をめざす素人人間が言うのも何なんですが・・・

     うまい!! 

きゃーぁぁーーーー、 それはもうビックリよ。

読ませてくれる (この先はどうなるの?と思わせてくれる物語)本は沢山あるけれど

それプラス何かが潜んでいる小説です。


この物語は作者が霧にまかれて視界を失っていた最悪な状態に手も足も出せなく

なっていた時、ベッドの上でバッハの 『マタイ受難曲』 聴いていた時に突然とストーリが

湧いてきてあわててレポート用紙15~16枚に書きとめた、というもの。

その時の彼女はこう言っている。

何がきっかけだったのかわからない。それは突然襲いかかってきた嵐のように私の脳髄を

突き抜けていった。ほぼ一瞬にして、あたかもドミノゲームのごとく、パタパタッと、

見事なまでに完璧に物語の構想、テーマ、登場人物の造詣が頭の中でまとまった。
 と。


私はこの本は私が今まで読んだ本の中でベスト3に入れてあげることにした。


頭を殴られたような、何か魂をゆすぶるような・・・そんな小説だった。

最後の半ページで私は涙した。

イヤ、小説の中の言葉をかりるなら、鼻の奥が熱くなった小説でした。

内容?

ぜひ読んでいただきたい。

大半の人は納得すると思いますよ。

                                日向子
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# by bija27 | 2011-06-26 12:34
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この本を購入して何年たったのだろう?

ずいぶん大事に読まずに本棚にしまっていた。

と言っても第1部は何度も手に取り、何ページか読んでみている。

何故か、進まない。

その間に彼の本は何冊も読んでいる。

何故かこの本だけが読まれずに本棚を飾っていた。

私にとって第3部まであることが問題だったのかもしれない。


しかし、3部を1つの塊ととれた時、最後まで読んでみようという気になった。

それでも、3部読む間に何冊も違う本も読んでしまった。


ねじまき鳥はいわゆる村上ワールドの始まりだったのかもしれない。

「 海辺のカフカ 」 「1Q84 」 この 「 ねじまき鳥クロニクル 」 は通ずる感覚がある。

彼は彼の空想の中を小説として現実化する(小説化は皆そうですが アハ)

それが現実離れしているのよう。 それなのに馬鹿らしくない。

どうしてだろう?


そして、彼は小説の中に小題をつける。

それがとてもユニーク・・・だが、私には理解が難しい。

小題の意味を考えていると、自分の中で物語がぐらつく (あくまでも私はです)

ですから、私はその小題はあまり考えないようにしているが

村上春樹のことです。

きっと意味があるはずですね、、、そこも読み砕きたい。。。ホントはね。

笠原メイの存在はここではすごく大きな存在となっているが、結果結末にはあまり関係のない
人物となっている。
それに関しては加納マルタ・クレタの存在も同じである。
しかし是tt次的にいなくてはならない存在なのです。


ああ、何か気の利いたことを書こうとしてもダメ。

結局、読んでみてオモシロかったけれど、なんだったかわからないというのが私の感想でした。
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# by bija27 | 2011-06-26 11:55
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この本は、本屋さんで「あっ、船井幸雄だ」と思っててにした1冊です。

船井幸雄さんの今までの本やら、発言などは(私とって)斬新でぶっ飛んでいました。

セミナーに参加したこともあるのですが、実に世間を・・・いや・・世界をうがった目でみてらっしゃる。
しかしながら、彼の発言する言葉はうなずけて、「もしかしたら、本当にスゴイ秘密結社が世界を動かしているんではないか!」と思ってしまう。

世の中の流れ、世界の流れ、社会のしくみを 「はは~ん、なるほどね」 という解説をしてきた
船井幸雄の ホンネ とは?

歳をとり、少し勢いのペースを落としてから書かれた船井幸雄の本音は、少し私の勢いを抑えるものに
なっているものの、今まで、『船井幸雄』だったから、言えなかったんだろう、と思う所が沢山ある。


知識人として有名になり、その人の発言が多大な影響力を持つということは、
結局、自由にものを言えず、作られた船井幸雄としての船井幸雄だったのだろうな
と考えさせられました。

しかしながら、本の中味は、船井幸雄節は死んではいません。

                                      日向子
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# by bija27 | 2011-01-08 18:10